キユーピー研究所が学会発表した、揚げ油を使わない「エビフライ調理法」を実践してみました。

キユーピーは、卵の代わりにマヨネーズを使って衣をつくり、オーブンで焼くだけで揚げ油を使わず簡単にエビフライができることを、9月14日の日本調理科学会で報告します。 フライ料理は、人気のある献立ですが、特に単身世帯や、少人数世帯では敬遠されがちです。 今回報告する調理法は簡便であるだけでなく、台所が油で汚れず、使用後の揚げ油の処理も不要という利点もあります。
通常、エビフライは小麦粉、卵、パン粉で衣を形成し、油で揚げて作ります。 揚げ物料理で最も面倒なのは、揚げ油の後片付け。少量の調理ともなれば、その負荷はより高いものに感じられます。 揚げ油を使わずに美味しいエビフライを作る、揚げ物料理の概念を覆すこの画期的な調理法。実践してみるしかありません。
マヨネーズ量はエビ1尾に3g(小さじ1/2強)、オーブン加熱は240度で10分。

ジカジカジカジカ・・・チーン!

揚げ油を使わない「エビフライ調理法」で作ったエビフライ風の料理
こんなんできました。 黒かったブラックタイガーはすっかり赤くなり、衣の薄い、色白なエビフライに。 見た目はいまひとつですが、エビのプリプリ感もあり、そこそこイケます。衣のサクサク感は残念ながら皆無。

調理の感想としては、まずパン粉が付きにくくて苦労しました。マヨネーズの接着力が弱く、フライの命とも言うべき衣が薄くなってしまいました。
また、下ごしらえとしてエビの腹に切り込みを入れ、真っ直ぐに伸ばして加熱したのですが、切り込みが足りなかったのか、焼いているうちに丸まってしまいました。これは悔しい。
そもそも揚げ物をしないので、小麦粉とパン粉が家にありませんでした(今回、200円を投資して購入)。揚げ物どころか、小麦粉とパン粉が必須アイテムという段階で十分に敷居が高かったです。

揚げ油を使わないエビフライ調理法で作る「エビフライ風の料理」、連休でお暇な方はどうぞお試しあれ。

by ittan at 2005年10月08日 15:54 | etc... | Comments [0] + TrackBacks [0]

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