ICテレカと七夕

ICテレカ(105度数)
ICテレカの裏面(コードは伏せます)
雨の七夕、携帯電話を自宅に忘れて外出してしまいました。今日は数年ぶりに公衆電話を利用することに。織姫と彦星が会えなかった一年よりも、さらに長い年月使うことのなかった「ICテレホンカード」と久しぶりに再会しました。

ICテレカは、カードの端をプッチンと切り取って使用を開始します。従来のテレカよりも厚みがあり、任意の電話番号を登録できる「ダイヤルメモ機能」がついています。さらにICテレカには有効期限があります。有効期限が切れたカードは、期限後5年間に限り、NTT窓口にて「100円/枚 程度の手数料+使用済度数相当額の負担」で新しいカードに交換できます。変造カード被害が深刻であった当時、「セキュリティのバージョンアップに対応するため」に設定された有効期限でした。

ICカード公衆電話機導入時の記事を読むと、新しい技術と試みに希望が満ち溢れていた過去を振り返ることができるでしょう。新しい試みをスタンダードにすることは、とても難しいことです。

by ittan at 2003年07月08日 01:46 | etc... | Comments [0] + TrackBacks [0]

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