GWの六本木ヒルズ
渋谷駅からバスで乗り入れてみましたが、地下にある停留所の雰囲気が、ルーブル美術館の地下駐車場と同じように、近代建築の作り出す独特のワクワク感に満ちていたのが印象的でした。
オープンから日が浅いので、案内板に足を止めたり、フロア・ガイドを眺めていても恥ずかしくないところが良いです。建物の内部は、フロアぶち抜きの吹き抜けを縦横無尽に渡り廊下や階段が交差していて、内装も所々で竹を使った和テイストだったり、メタリック100%な無機質だったりと、いろいろな要素を盛り込みたいという意気込みは伝わってきます。わかり易さよりも複雑さを、商店としての機能よりもテーマパークとして『探険→発見』を提供しているように思えました。
エントランスにあるヘンな蜘蛛のオブジェはインパクトがあってイイと思いました。意外に触っている人がいないので不思議です。私はガッチリと触れてみましたが、ひんやりとした人工物な感触でした。もし柔らかい素材だったりしたら、気持ち悪さ倍増でニヤリとしたでしょう。記念写真を撮る人もちらほら。
蜘蛛のオブジェは、ルイーズ・ブルジョア(Louise Bourgeois)作の「ママン」。
六本木ヒルズのキャラクターは、村上隆(むらかみ・たかし)氏デザインの「ロクロク星人」。
by ittan at 2003年05月05日 23:17 | etc..., Photolog | Comments [3] + TrackBacks [0]
Comments
記事を読んで興味を持ちました。
by guest at 2003年12月09日 14:16
デザイン重視しすぎです。 階段も通路も弱視の人にも老人にも危ない設計。
記事に書けないのかもしれませんが、良くない点もはっきり書いた上で評価するべきではないでしょうか?
by chii at 2004年06月09日 05:18
楽しい思い出を記事にしているだけで、私は「評価する」という立場にないのですが、
確かに、全ての人に使い易い施設ではありませんね。
やたら外周を歩かされたり、駅から遠かったり、私にとっても使い易い施設ではありませんでした。
今後はますます、使い易さとデザインを兼ね備えた施設がよい評価を受けるようになるのでしょうね。
by ittan at 2004年06月09日 18:36
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